超大型コラボ〜「NANA」の普遍性が広がりのモト

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000032-nks-ent
フジサンケイビジネスアイ1/27 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000032-nks-ent
「歌手13組が漫画「NANA」で協業、東芝EMIがCD発売」
 集英社で大人気コミックス「NANA」の大コラボが展開しています。まずは東芝EMIとタッグを組んでトリビュートアルバムを発売。大塚愛西川貴教、ZONE、Do As Infinityなど豪華な顔ぶれです。クオリティも結構良いものになるんではないでしょうか。アイは「NAAN」はまったくノーマークなんですが、このアルバムは買ってみようかと思いました。一つの作品が無名ではない、それぞれに知名度があるアーティストの手にかかるとどうなるのか。コラボの一番基本的な「コラボレーション=共同製作」、そしてコラボの最大効果である「新しい付加価値を生む」が実現されるのではないでしょうか。これ、どちらか一方がどちらかのパブリシティに寄りかかってたら無理なんです。どちらもピンでしっかり立ってて、力が拮抗しあってる中から生まれる価値があります。ま、「NANA」自体にアイは興味ないんですが(爆)このコラボは面白いですヨ。
 CDだけではなく、映画もあれば、期間限定で渋谷にカフェができるそうです。電車の吊り広告で見たけど、「NANA」の読者層を意識してか、「NANA」のグッズやプレゼントはオトナっぽいもの、オトナでも使用に耐えるものが多いみたい。モノグラムポーチとか。
 渋谷でカフェというのも「NANA」が普遍的、等身大の(実際は違うんだが)オンナノコの話だから実現可能なんですネ。これアニメ系やオタク臭が香ったらリアルさやオシャレに欠ける。リアルでの展開は物語のリアルさがあってこそです。いくら売れていてもハガレン酒場とかハガレンカフェはないわなー。「スラムダンク」なんかもそうですが、いわゆるロングラン・メガヒット作品は普遍性がキーワードだと思います。そのラインでいうと「マリみて」も可能性がないこともないんだけど、女子高生の学園生活とゆーのはちょっと範囲限定ですね。オトコノコとの恋愛とかってありましたっけ? おねえさまの世界は一般人には遠い世界ですねえ、やっぱり。リアルに照らし合わせるとアイは女子校だったわけですがオトコノコと遊んでたもんねぃ。