旧オタクへのオマージュ

 面白い考察ですー。現在のオタク市場について、昔気質のオタクさんのオマージュとも取れますね。
「我々は、かりそめの客なのだ」
周辺領域・別館: http://rim-area.cocolog-nifty.com/annex/2004/09/post_7.html
 オタクさんの本質は商業と相いれないものであり、いずれ食い尽くされるってことですかね。だけど商業はきっかけでニーズはその先の大衆=マスにあるから結局はマスが本当のモンスターということになるでしょうか。いくら企業が仕掛けたところで、選択権はユーザーにあるもの。それより、オタクの条件がマイノリティで個性や創造性だとするならマス向けに抽象化された時点で別ものになってるんじゃないかしら。「かつてのおたく」と線引きしちゃってるとこからして、興味の対象は同じでも何か違うと思います。創造する相と消耗するだけの相と言い換えてもいいかもしんない。野村総研でいうところのアニメやコミックス市場の大半は新しいものを貪欲に求め、消費するリバイアサンが占めています。同人誌市場などはその傾向が顕著で、「好きだから」作ることから「売ること」を目的としたプチ市場と化してるし。商業主義がその窓口を開いたとしても、食うのはマスなんだよね。
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