一日一言:知らないことは罪なのか

「わからないなら、いいよ――誰も妬まないでいられるなら……そのほうが」

ナッツ・クラッカー〜リンゴの誘惑 P134 風呂に入ってる密とお風呂番をしてる大樹の会話。助けてくれた新田俊のことばかり話す密にむくれ気味の大樹。こっそり風呂から上がった密が大樹の耳元でささやく。



 この直前の「妬ける…?」っていうセリフからもう(笑)この小悪魔め。デビル密と命名。ちょっと想像してください。かわいい子にお風呂上がりにべたっと背中からのっかかられて耳元でささやかれるんですよ? ケダモノになっても仕方がないよネ!…あ、そーゆー趣旨じゃないんですかそーですか。
 このセリフから大樹がただの 不器用なヒトじゃなくて根本的に何かが欠けてることがわかります。妬むということを知らない、殺意がわからない、不器用な兄弟関係とか密の微妙な態度…それが彼ら橘兄弟の秘密に繋がってるのかしら…なーんて深読みしちゃうわけです。アイ、最後まで読んでピンナップの裏のリンゴの木と大樹たちのイラスト、意味がわかったよな気がするです。叡智の実、アダムとイブ、無知と知ることと罪って…つまりそゆことなんでしょーか?(と、誰に聞いてるんだまた:笑)あーっ、ムズかゆい〜っ早く教えて〜っ!アイにだけでもいいからーっ!

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