お姉さんもがんばってる

コバルトチラシ

 SD文庫ちゃんのコバルトお姉さんは小さな棚一つ占領するほどの超大国です。でも歴史のあるレーベルで人気本を抱えるとゆーゴージャスぶりの水面下で地道な努力をしていることがわかったのです。
 右の写真は本棚にぶらさがってるペーパー「コバルトさろん」です。タイトルだけが手書きであとはきっちり印刷文字「何かまちがってません?しかもタイトル字が微妙にヘタ字」いいんですよぅ、味があるってことにしておけば。
 表面は『今月のピックアップ』でまるごと1p絵入りで取り上げてます。裏面は『らくだのフタコブ既刊』で既刊の再プッシュ。これもイラスト入り。下半分は『今月の新刊』…14冊も出るですかー(汗) すごいパワーと資金だ…。考えてもみてくださいよっ、イラストさんと作家さんと印刷会社に支払わなきゃいけないんですよ、大体どこも大賞の賞金が100万だから紙代とかイラストさん含めて200万円くらい…? ……10冊でいくらダヨ!? そんなに金かかってんのかー出版社ってお金持ちだ。出版社の利益率ってどれくらいなんだろ。
 このペーパー、しっかり構成してあります。『今月のwebコバルト』でウェブの特集や宣伝をしてます。『今月の重版情報』なんてのもあって、これはかーなりおもしろい! お便りの宛先を見ると、これは編集部ではなくて集英社宣伝部のコバルト専用ザク、じゃなくてコバルトFC事務局で作られてるみたいです。コバルトお姉さんほどでかいから宣伝部が使えるんだろーけど、やっぱり地味な作業だと思う。
 SD文庫ちゃんもやったらどうでしょ? 編集長サマはすでにウェブに登場してるから、ヒラ編集(無礼だな、おい)のヒトが作るとか。月5冊だもん、できないことはないはず。はず?