本屋さんコラム

 アイが巡回してる本屋関係のネタ元にポプラビーチhttp://www.webpoplar.com/beech/というポプラ社ウェブマガジンサイトがあります。そこに面白いコラムが掲載されていたのでちょっとご紹介。
「本をよく読む本屋、読まない本屋」http://www.webpoplar.com/beech/20040815/contents/tadashii.html
 かつて本屋が本の流通上のトレンドリーダーだった頃の懐古や現在の書店員が本を読まなくなっていることが書かれています。一文を引用。
本屋でわくわくすることが減った。そういったら「それは本屋が変わったんじゃなくて、あなたの感覚が衰えたということじゃないですか」
 コラムの著者が最近本屋でわくわくすることがない、といったら店員さんからの返事がこれ。その店員さんとどういう間柄かわかんないけど、売る側がこれいっちゃったらおしまいだってばよ〜! 本屋は本を売るのが仕事ですが、本というものは「わくわく」「どきどき」「ふーん」という何千何万通りの、なにがしかの感動や満足の形なんだからさ。
 超売れている某ライトノベルがおもしろくないっていうと「感性がついてってない」といわれます(笑)うん、確かに。でもアイは火垂の墓の冒頭でダダモレ泣きしトトロで涙ぐみラピュタのクライマックスで追いつめられたシータとバズゥが手を繋いで破滅の呪文を唱えるとこじゃ「ええ子らや!」といって鼻をすすります。つまりきちんと作られたエモーショナルなものには感動する感性くらいは残ってるわけです。アイはこの点だけは標準だと思ってるので、アイを感動させられないと大ブレークしないと思うわけです。だからライトノベルが軽い、安っぽい感動を売りにしてるなんていいません。直木賞と名もないライトノベルの一文の感動は本質は同じものであります。感動を使い分けるほど器用じゃありません閑話休題
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